上野村ツーリングレポート

8月20日(土)6:50 待ち合わせの場所にはモリリさんが見送りにきてくれていた。
しかし、約束の7:00になっても相棒のあかさんが現れない。普段は早めに登場するだけに
心配だ。そうこうするうちに橋を下ってあかさん登場。モリリさんに見送られていよいよ
上野村へ向けて出発。
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荒川CRから入間CRと走り、途中の釘無橋を渡り高坂を抜けるルート。
で、あったが何故か右手には見慣れた荒川土手が・・・すっかり遠回りしながらも
東松山市は上唐子あたりの都幾川で一服。
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玉川村を抜け小川町を目指して走る。右手にはあかさんたちが以前訪れた「アライ」が
見える。やがて小川町の駅前を経て東秩父に入る。いよいよ定峰峠に挑戦だ。
私にとって初めての峠越えだ。以前あかさんと中津川林道を登ったことがあるものの、
9kmほどで挫折した思い出がある。上り口で水を浴びていざ!
フロント34T、リア27Tにシフトしてひたすらクランクをまわす。登りはきついが次の
フラットまでなんとか・・と気力をつなぎながらなんとか完走。ここからは秩父市まで
続く下りのワインディング。
漕がずともスピードはぐんぐん上がり、60km/hに達する。新設したバックミラーで
後方を確認し、アウトよりにラインをとってコーナー入り口でブレーキング。
尻をずらして後方荷重だ。外足を踏ん張りながらクリップに向けて切り込むと
面白いようにスパッと曲がってくれる。なかなか快感!
バイクや車ならスローインファストアウが原則だが、チャリはあまり速度を落とすと
もたもたしたコーナーリングになる。リズミカルな切り返しが気持ちいい。あっという間に
楽しい下りは終わり下界のモワッとした暖気が体を包み込む。秩父駅前の蕎麦屋の
鴨汁蕎麦でエネルギー補給。人間の体は正直なものですっかり体が軽くなる。
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R299をひたすら西進するが、車が多く走りづらい。おまけに気温も上昇して暑い。
途中のコンビニで水道を拝借して水を浴びてなんとかしのぐ。
それにしてもR299はだらだらと登りが続く辛い道だ。
幅員が狭くなり志賀坂峠の表示が現れると、さらに登りがきつくなる。
ここまで既に100kmをこえている。体力はもつのか。
志賀坂トンネルまで11km、8km、4kmと看板を励みに上り続けたが、見上げた
坂道が延々と続くのを見たとたん、もろくも気力は萎え、その場にへたり込む。
あかさんが見えないと思ったら彼も途中で足がつってしまったそうだ。
気力を振り絞って進むがあと2kmというところで勾配がきつくなり再びダウン。
手押しで上るもこれもまたきつい。あかさんに励まされながらペダルを踏み
なんとか志賀坂トンネルに上り詰めた。その場でへたり込みしばらくは
動くことが出来ないほどの疲労感だ。近年こんなに疲れたことはない。
ここからは全て下りというあかさんの言葉に安心し、ようやく腰を上げて走り出す。
志賀坂トンネルを抜け中里村へ駆け下りる。途中から路面がウエットになったと思ったら
大粒の雨が落ちてきて、おまけに雷まで鳴り始めた。運良く近くの廃屋?に逃げ込み
雨をやり過ごすことが出来た。20分ほどして再スタート。なぜかR299は上り坂。
あかさんにテレパシーで「あとは全部下りって言ったじゃないか!」と送っておく(笑)
この辺りは道路もよく整備されていて車も飛ばすので危ない。
途中、何台かのサイクルツーリストとすれ違い、手を振ってくれる。荷物をトレーラーで
引っ張っている人もいる。あれって楽なのかな?

ようやく雑誌に出ていた「ビラせせらぎ」の手前を左折して上野村にはいる。
本日の宿である「すりばち荘」まであと2kmの看板。しかし行く手には激坂・・・
またしても手押し。とほほ・・あと少しなのに。
なんとか再乗車してすりばち荘に到着。正に精も根も尽き果てた。
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早速温泉に浸かりお互いの健闘を称えあう(笑)
風呂上りのビールの美味かったこと。夕食は山奥らしく猪豚鍋と鮎の塩焼き。その他
天麩羅やら盛りだくさんだったがあまりに疲労したせいか食欲がいまいち。
しかし、明日のためにしっかり食べる。
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話し好きの宿の主人が色々な話を聞かせてくれる。それこそ政治から航空機、
はてはUFOまで(笑)
食事をしながらも足がつり苦しい。それを見かねた主人が温泉の源泉に浸かれば治ると
いうので、再度入浴。この源泉は海水?らしく水風呂だが不思議と浸かることが出来る。
飲むと元気になるといわれたが、塩味に加え甘みもあり微妙なお味。
部屋に戻りTVを見ているうちに二人とも夢の中に・・・
翌朝5:30に目が覚め、辺りを散策してみる。せせらぎと鳥の声しか聞こえない
本当に静かなところだ。
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朝食もしっかり食べて、主人の話もしっかり聞かされ出発。今日は塩ノ沢峠を抜けて
下仁田に出る。下仁田からは初めての輪行だ。
相変わらずR299はだらだら登りだが、宿の主人に教わった旧道に折れる。
村落の中を通る木々が生い茂り眼下には川が流れる涼しげな道を快適に走る。
しばらく行くと旧黒澤家屋敷跡に出くわし、やがて再びR299に合流。
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すぐに今度は塩ノ沢峠へ分岐して坂道が始まる。結構きついがまだ今日は体力がある。
ゼイゼイいいながら塩ノ沢トンネル入り口に到着。ここから下仁田まではずっと下りだ。
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このトンネルは約3kmほどの長さだが、センターにポールが立つ対面片側1車線通行なので
後ろから車に抜かれるのは恐怖だ。幸い車通りも少ないので一気に抜けるため飛ばす。
ゆるい下り坂なので、ちょっと漕げば50km/hは出る。バックミラーをちらちら
見ながらグングン飛ばす。出口まであと数百メーターというところで背後にヘッドライトと
爆音が近づく。覚悟を決めて路肩に寄るが路面が荒れていて恐ろしい。やがて
すぐ真後ろに気配を感じ身をすくめるようにしていると、猛スピードでバイクの集団が
抜いていった。バカヤロウ!怖いじゃないか(汗)
トンネルを抜けるとかなりの勾配で下るワインディング。嬉々として駆け下っていくと
パトカーが路肩に停車して警官が「気をつけて」と声をかけてくる。
あとで赤さんに聞いたら昨日あそこでチャリが事故って亡くなったらしい。
そんなことは露知らずワインディングをぶっ飛んでいた。
そのまま順調に進み10:30下仁田駅到着。輪行の支度と着替えを終えて
11:12発高崎行きにビールと弁当を持って乗り込む。
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高崎まではきっちり1時間かかる。この上信電鉄はサイクルトレインと称して
輪行袋に入れずともチャリを運べる列車も日に何本か運行しているそうだ。
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高崎からJR高崎線に乗り換え大宮駅14:00少し前に到着。ちゃっちゃと
チャリを組み上げていると、民主党の管直人が街頭演説をしている。
パナマ帽がお似合いだが、いつぞやのお遍路でみせた編み笠のほうがいいかな?

日差しと南風が強い中をそれぞれ自宅を目指して解散する。
あかさん、楽しい旅のパートナー、どうもありがとうございました。
また、どこかに出かけましょうね。

全走行距離177km 走行時間9:32:11 平均時速18.5km/h
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by motty110 | 2005-08-22 18:26 | 自転車
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